
家庭菜園の土づくりに!納豆パックからつくる自家製「納豆菌液」
2025-12-092026-11-03納豆パックの洗い汁から“納豆菌液”を培養する手順と、ジョウロでのまき方、病害予防や団粒構造化への期待をまとめました。
こんにちは、wandです!
家庭菜園を続けていると、「もっと土を良くしたい」「病気が出ない環境を作りたい」という課題に必ず直面します。
私自身も、2025年の夏にミニトマトを育てた際、根腐れを起こしてしまい、土づくりの重要性を痛感しました。
種からと苗からを比較!ミニトマトの成長記録(2025)マンションのベランダで3品種を育てました。生長の違いや病害虫・根腐れ対策もお届けします。
この記事では、食べ終わった納豆パックからつくる“納豆菌液”の培養方法と、家庭菜園での活用法・期待していることをまとめました。
納豆菌液は、納豆水とも呼ばれるものです。
もとになる納豆菌(枯草菌)は非常に生命力が強いので、その力で「土を整える」助けにならないかと期待しています。
以下では、実際に私が試した手順を写真つきで紹介します。
納豆菌液づくりに必要なもの
使うのはどれも身近なものばかりです。
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ペットボトル
家にあったお酒のペットボトル(4L)を使用しました。大容量かつ丈夫でおすすめです。
ホワイトホース ファインオールド 4L
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食べ終わった納豆のパック
粒の大きさや「ひきわり」などの種類は何でも良いです。ブレンドするのも楽しいと思います。
タレ・カラシは入れないこと。 -
納豆の粒を1〜2粒
洗い汁だけでも作れますが、粒を少し入れると菌量が増えて安定します。 -
砂糖(水1Lあたり20g)
白砂糖よりは、きび糖などの茶色い砂糖のほうがミネラルがあり適しています。 -
【散布時】ハスの実が外せるジョウロ
納豆の粒や皮が詰まるので、取り外して洗えると便利です。
納豆パックから納豆菌を培養する手順
0. 納豆を食べる際の留意点
付属のタレやカラシがある場合、パックではなく別の器で混ぜましょう!
塩分やカラシが混ざってしまうと悪影響を及ぼす可能性があります。
また、ちょっともったいないですが、1~2粒食べ残しておきましょう。
1. 納豆パックとフィルムを洗い、洗い汁を作る

食べ終わった納豆パックとフィルムをボウルで水洗いし、洗い汁を作ります。
この際、納豆の粒を1〜2粒加えると、発酵がより安定して進みます。
2. 洗い汁と砂糖をペットボトルに入れ、よく混ぜる

納豆菌のエサとして、砂糖を 1L あたり 20g 加えます。
今回は 4L ペットボトルを使用したので、80g加えました。
フタ (無ければアルミホイル) をして、しっかりと振って溶かします。

3. 暖かいところに置き、毎日振って酸素を補給する
納豆菌は好気性なので、酸素が必要です。
毎日ペットボトルを開けて空気を入れ替えてよく振りましょう。
これは、発酵に伴い発生するガスを逃がす目的も兼ねています。
置き場所については、気温が高いほど発酵が順調に進みます。
ただし、直射日光はNG!🙅 紫外線で菌が死滅してしまいます。

4. 発酵の進み方と香りの変化
数日すると液体が少し白濁し、香りが
「納豆の香りに、ほんのりアルコールが混ざったようなにおい」
に変わってきます。これが発酵が進んでいるサインです。
においはそれほど強くないので、集合住宅でも大丈夫でした。

納豆菌液の使い方
ジョウロの水に納豆菌液を混ぜて、そのまま土にまくだけです。
希釈倍率はあまり気にしていません。水と半々くらいでも特段問題は起きていません。
減ってきたらまた水と砂糖を足していくらでも増やせるので、どんどん使いましょう!
散布の際は、ジョウロのハスの実に納豆の粒や皮が詰まるため、ハスの実を外して洗えるジョウロを使うと良いでしょう。
納豆菌液に期待していること
私がとくに期待しているのは以下の2つです。
① 病害予防
納豆菌は繁殖力が強く、まだ病原菌がいない土壌で先に増やしておくことで、病原菌が入り込む余地を減らせるのではと期待しています。
※ すでに病原菌が多く存在している土では、効果は期待しにくそうです。
例えば、土を再生する際には日光消毒を行いますので、
この工程の直後に納豆菌を入れておくのが良さそうです。
土の再生についてはこちらの記事で紹介しています👇
集合住宅でもできる!牛ふん堆肥で土を再生牛ふん堆肥と腐葉土でふかふかの再生土づくり。臭いの心配もなし!
② 団粒構造化
サカタのタネの園芸用語集では、「団粒構造」 をこう説明しています。
土の粒子が集まって、団粒をつくり、この団粒がさらに集まった状態のことです。粒子の隙間が水分や空気の通り道となり、植物の生育に適した土となります。
団粒構造|園芸用語集|サカタのタネ 家庭菜園・園芸情報サイト 園芸通信園芸用語集では、家庭菜園や園芸、ガーデニングに使われる専門用語を初心者にもわかりやすく解説しています。今さら聞けない園芸用語は、こちらでチェック!
納豆菌液が、団粒構造づくりの助けになればと期待してまきました。
まとめ
この記事では、納豆菌液の培養方法と、家庭菜園での活用方法、期待していることについて紹介しました。
一朝一夕に効果を実感できるものではないため、これからの家庭菜園で積極的に取り入れながら、じっくり経過を見ていこうと思います!
