
プランターの土の再利用に!再生・ぼかし堆肥・納豆菌液・コバエ対策4本
2026-11-03プランターの土を再利用していて、植物の育ちが気になる人へ。コーヒーかすや納豆パックの洗い汁も土の資材にできます。
こんにちは、wandです!
プランターの土は、捨てずにできるだけ再利用し続けたいところです。
ただ、使い終わった土には困りごとがあります。
サカタのタネの「園芸通信」には、こう書かれています。
どんなにフカフカで“よい土”でも、使い続けていると次第に、団粒構造や三相分布が乱れ、土が締まって、水はけや通気性が悪くなり、植物の「窒息」や病虫害が発生しやすくなってしまいます。
【第4回】古い土を再生させよう|自分でできる! 植物いきいき! プランターと花壇の土づくり|読みもの|サカタのタネ 家庭菜園・園芸情報サイト 園芸通信植物が健やかに育つ土とは「水分」そして「空気(酸素)」がバランスよく含まれたフカフカの土です。しかし、どんなに“よい土”でも、植物を育てていると、しだいに硬く締まって水はけが悪くなり、病虫害などが発生しやすくなってしまいます。そこで第4回では、古い土の再生方法と「パワフルシリカ」の活用についてお伝えします。
団粒構造は、土の粒が寄り集まった小さな塊 (団粒) が、さらに集まった土の状態です。
三相分布は、土の中の固体・水分・空気の割合のことです (園芸通信 第3回)。
この記事では、土を捨てずに使い続けるための4つの作業を、それぞれの記事とあわせてご紹介します。
使い終わった土の再生、ぼかし堆肥づくり、納豆菌液づくり、コバエの対処です。
使い終わった土を再生する
育て終わった土は、ふるって消毒し、牛ふん堆肥と腐葉土を混ぜて寝かせれば、次のプランターでまた使えます。
私は、次の3つの工程で土を再生しました。
| 工程 | すること |
|---|---|
| ふるう | 根や小石と、水はけを悪くする細かくなりすぎた土 (微塵) を落とす |
| 消毒する | 病害虫のリスクを減らすために、ビニールの上に薄く広げて日光や寒さにさらす |
| 混ぜて寝かせる | もとの土10に、牛ふん堆肥 (有機石灰入り) と腐葉土 (バーク入り) を1ずつ混ぜる |
混ぜる割合は、花ごころ園芸レシピと、いつもお世話になっている知り合いのお兄さんのアドバイスを参考にしました。
ふるってから寝かせ終わるまでは、夏はおよそ4週間、冬はおよそ6週間が目安です。
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再生した土は、チューリップの球根を植えるのに使ったほか、ミニトマトのプランターにも使いました。
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有機資材を自分で作って足す
台所から出るものを生かして、有機資材を自分で作って足すこともできます。
コーヒーかすは、そのまま土に混ぜるとカフェインが植物の育ちを妨げるおそれがあります。
そこで米ぬか・牛ふん堆肥と混ぜて袋に密閉し、微生物にカフェインを分解させるぼかし堆肥にしました。
残暑で気温が高い日が続いた9月初めに仕込み、約1か月で完成。
ネギのプランターの半分だけに施して比べると、施してから15日目には、施した側の草丈がやや高くなりました。
期間や環境の影響も考えられるので断定はできませんが、土が良くなった可能性はありそうです。
仕込む量になるまでコーヒーかすをためておくときは、天日干しで乾かしてからためてください。
湿ったままだと、ためておく袋の中でカビてしまいます。
毎日出るコーヒーかすを土に還す!ぼかし堆肥の作り方発酵の経過観察から、ネギでの比較実験までをまとめました。
団粒構造づくりに役立つと期待して、納豆菌液 (納豆水) も作りました。
食べ終わった納豆のパックの洗い汁に砂糖を加え、ペットボトルで発酵させます。
発酵でガスが出て、閉じたボトルの中にたまってしまいます。毎日欠かさずフタを開けて逃がしてください。
置き場所は、直射日光の当たらないところにしてください (紫外線で菌が死んでしまいます)。
発酵中のにおいはそれほど強くないので、集合住宅でも大丈夫でした。
できた液は、ジョウロの水に混ぜてまきました。
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有機資材に寄ってくる虫に対処する
有機資材と切っても切り離せないのが、虫の発生です。
とはいえ、プランターに適切な量を使っているぶんには、まず問題は起きません。
ただ、量が多すぎたり使い方を間違えたりすると、コバエが湧いてしまいます。
コバエ (キノコバエ) は、腐葉土や有機質を多く含む、栄養のある土の表面数cmに卵を産みます。
わが家では、観葉植物の鉢のまわりをコバエが飛び回ってしまいました。
知り合いのお兄さんに相談すると、「(植物を) 甘やかしすぎましたね」と言われました (笑)。
そのときは、土の表面2〜3cmを取り除き、コバエを退治するミストをまいてから赤玉土をかぶせました。
赤玉土は有機質をほとんど含まないので、コバエが卵を産めなくなります。
作業から3〜4日で成虫が目に見えて減り、1週間後にはほとんど見かけなくなりました。
取り除いた土も捨てずに、再生するためにベランダで日光消毒しました。
土の表面を赤玉土に替えるだけ!観葉植物のコバエ対策観葉植物のコバエは土の表面に産卵します。その産卵を防ぐ方法を、実体験をもとに解説します。
まとめ
4つの作業をいつするかは、次のとおりです。
| いつ | すること | 記事 |
|---|---|---|
| 育て終わってから次に植えるまで | ふるって消毒し、牛ふん堆肥と腐葉土を混ぜて寝かせる (夏は約4週間、冬は約6週間) | 土の再生 |
| コーヒーかすがたまったら | 米ぬか・牛ふん堆肥と混ぜて袋に密閉し、発酵させる (9月初めに仕込んだときは約1か月) | ぼかし堆肥 |
| 納豆を食べ終わったら | パックの洗い汁に砂糖を加えて発酵させ (毎日フタを開けてガスを逃がす)、水やりに混ぜる | 納豆菌液 |
| コバエが飛び始めたら | 土の表面2〜3cmを取り除き、ミストをまいてから赤玉土をかぶせる | コバエ対策 |
ここまで読んでくださったあなたも、まずは使い終わった土をふるいにかけるところから始めてみてください。
台所のコーヒーかすや納豆パックの洗い汁も、捨てる前に土の資材に回せます。
