こんにちは、 wand です!
家庭用精米機を使って玄米を精米し、新鮮な米ぬかを活用してぬか床作りに挑戦しました。初心者でも始めやすい方法を紹介します!
家庭用精米機で精米! 新鮮な米ぬかをゲット
今回使用したのは アイリスオーヤマの家庭用精米機 RCI-B5-W です。

家庭用精米機のメリットは、精米したての新鮮な米ぬかが手に入ること。酸化が進んでおらず、ぬか床作りに最適です。
さっそく玄米 5 合を投入し、運転開始!

約 3 分後、精米完了。

しっかり精米され、精米機の底にはたっぷりの米ぬかが溜まっていました。

この新鮮な米ぬかを活用してぬか床を作っていきます。
初心者でもできる! ぬか床作りに挑戦
参考にしたのはこちらのサイト:
実は以前、「ぬか床のもと」を使って挑戦したものの、お世話が続かず断念…。
今回は、精米したての米ぬかから仕込むので、より愛着が湧いて続けやすいはず!
5 合の玄米を 4 回精米し、約 125g の米ぬかを確保。

参考サイトの 8 分の 1 ですが、今回はこの分量で挑戦します!
材料

- 米ぬか 125g
- 水 125cc
- 塩 16g
- だし昆布 1枚
- 唐辛子 少々
- かつお節 1.0g
- いりこ 1匹
- 干し椎茸 1つ (細かく切る)
仕込み開始
- 米ぬかに塩を加えて混ぜる。

- 水 100cc を加えて均一に混ぜる。

- タッパーに移し、唐辛子・かつお節・椎茸を加える。

- いりこは頭と腹を外し、昆布とともに細かく刻んで投入。残りの水も足しながら調整します。

- 「捨て漬け野菜」として、キャベツのしおれた葉と人参の皮を投入。

人参の皮はティーバッグに入れ、後で回収しやすくしました。

捨て漬け野菜を入れ、ぬかをまぶしたところ。

- 仕上げに、空気を抜きながら表面をならします。

参考サイトによると、
蓋を閉める前に、手のひらでギュッと表面を押し付けて空気を抜きます(これはぬか床を続けていくうえで基本となる作業です)。
酸素の少ない環境を好む乳酸菌のために、空気を抜くようにして押さえてあげるわけです。
とのこと。
以前の失敗時、この工程をしっかり意識できていなかったと気付きました。今回はうまく育てられる気がします!
室温 22℃ 程度の場所で管理し、ぬか床が安定するまで約 20 日、発酵を進めます!
ぬか床からアルコール臭が!?
ぬか床を仕込んで 7 日ほど経過したころから、「ブランデー入りのお菓子」のような香りがし始め、日に日に強まっていきました。
「これって大丈夫なの?」と思い調べてみたところ… 全然良くないらしいです。ショック!
原因として考えられるのは、以下の点です:
- 混ぜる頻度が足りていない
- 塩分が低下している
- 気温が上昇した
確かに、ここ数日忙しくて 1 日 1 回しか混ぜられない日がありました…。
心当たりがありすぎて反省です。
ただ、捨て漬け野菜を食べてみると、ちゃんとぬか漬けの味はしています。

復活してくれることを願いつつ、捨て漬け野菜を新しいものに入れ替え、塩を小さじ 1 杯追加し、気温の低い廊下へ移動しました。
無事復活!ぬか漬けを開始します
廊下に移動してから 5 日ほどでアルコール臭はおさまり、なんとか立て直すことができました。
こまめにお世話を続けていれば、案外なんとかなるものですね。
仕込みから 20 日経ってぬか床が完成したので、いよいよ「ぬか漬け」を作っていきます!

人参を半分くらいの長さに切り、縦に半分に割って、塩もみをしてから漬けます。

ぬか床が少ないので、寄せて高さを出しました。

きれいに埋まりました。
室温で半日~ 1 日、冷蔵庫で 1 ~ 3 日で浸かるそうです。
今回は涼しい廊下で保管するので、2 日間漬けます。
ぬか漬け完成!

きれいに漬け上がりました!

ぬかをきれいに洗い落とし、スライスしてタッパーに盛り付けます。
アルコール臭の対処で塩を足した影響か、少ししょっぱい仕上がりになりましたが、ご飯がとても進みます!
まとめ
ぬか床は定期的なお手入れが必要ですが、家庭用精米機があれば「足しぬか」も手軽に補充できるのが魅力です。
初心者でも少量から気軽に試せますので、家庭用精米機をお持ちでしたら、ぜひ挑戦してみてください!