こんにちは、wandです!
先日(2025年3月30日)、同居人のご実家で、本格的な手作り味噌に挑戦させていただきました。
この記事では、実際に私が体験した味噌づくりの手順を、材料・道具・コツを交えて詳しく紹介します。
手作り味噌の材料(約11kg分)
今回は大容量での仕込みでしたが、分量を減らせばより気軽に作れます。
材料 | 分量 |
---|---|
大豆 | 2kg |
米麹(生のもの) | 3kg |
塩 | 1kg |
水 | 少量 |
酒粕(仕上げ用) | 適量 |
使用した道具とおすすめ商品
餅つき機(つぶす機能付き)
大豆を潰す工程で大活躍したのが「つぶす」機能のある餅つき機。
今回はMK精工の「もちつきCooker (RM-36MN) 」を使用しました。

この機種はすでに販売終了のようですが、同メーカーの以下の商品は2025年現在も取り扱いがあり、「みそ豆ねり」機能を持っているので使えるはずです!
その他の道具
- たらい(混ぜる用)
- 百均のタッパー(保存容器)
- 食器用アルコールスプレー(消毒用)
味噌の作り方|手順を写真付きで紹介
① 大豆を煮る(事前準備)
今回はご実家で圧力鍋を使って柔らかく煮た状態で用意していただきました。

煮た大豆は指で簡単につぶせるほどの柔らかさです。
② 米麹と塩を混ぜる
たらいに米麹と塩を投入し、全体が均一になるようよく混ぜます。


麹は固まりやすいので、手でしっかりほぐしながら混ぜましょう。
③ 大豆を潰す(餅つき機使用)
煮汁を切った大豆を餅つき機に投入し、粒が残らないようしっかり潰していきます。

一度に全部は入らないので、何度かに分けて行います。

全体がペースト状になればOKです。

潰した大豆を②で混ぜた麹・塩に順次投入し、全て潰し終えるまで繰り返します。
④ 潰した大豆と麹・塩を混ぜる
潰した大豆と先ほど混ぜた麹・塩を合わせて、丁寧に手で混ぜていきます。


⑤ 水分調整
耳たぶくらいの柔らかさになるように水を少しずつ加えて調整します。

麹を購入した味噌屋さんによると、ここで使うのは大豆の煮汁ではなく、真水が推奨とのこと。
⑥ 容器に叩き入れる
混ぜ合わせた味噌の種を、消毒したタッパーに叩きつけるようにして詰めます。

空気が入らないようにすることで、カビのリスクが減ります。

⑦ 酒粕をのせ、ラップで密閉
表面を酒粕で覆います。
カビ予防の効果があります!


容器内の空気をしっかり抜いて、内壁の汚れを拭き取り、ラップで密閉します。

⑧ 完成!
今回は約11kgの味噌が仕上がりました!
そのうち、我が家では4kgほど分けていただきました。

⑨ 保存と熟成の目安
涼しい時期なら容器は常温保存でOK。
1か月に1回程度様子を見て、空気を押し出してあげましょう。
約3ヶ月ほどで食べられる状態になります!
手作り味噌の魅力|育てる楽しさ、味わう喜び
実は昨年も同じ時期に味噌を仕込み、1年経った今もその味噌を美味しくいただいています。
熟成された風味と優しい塩味が魅力の自家製味噌。お味噌汁にすれば、その美味しさはひとしおです。
自家製味噌は、発酵していく様子を見守るのも楽しみの一つです。
味噌を「育てる」ような感覚で、色や香りが日々変化するのを楽しめます。
最初の味見の瞬間は感動があります!
材料はシンプルで手順も覚えやすく、初めてでも楽しく作れるのが手作り味噌の魅力。友人や家族とシェアできるのも嬉しいポイントです。
手作り味噌は、特にこんな方におすすめです:
- ✅️ 「つくる」楽しさを味わいたい人
- ✅️ 発酵食品に興味がある人
- ✅️ 安心な調味料を手作りしたい人
どれか一つでも当てはまったら、ぜひ一度挑戦してみてください。きっと想像以上に楽しいですよ!
今回作った味噌がどう育っていくか、変化の様子もまたレポート予定です。お楽しみに!

wand
「wand」は魔法の杖を意味します。魔法のようにさまざまなものを自分の手で生み出せるようになりたい、そんな思いを込めました。 ハンドメイド、家庭菜園、DIY、プログラミング等、「つくる」をテーマに色々なことをしていきたいと思っています。 Amazonのアソシエイトとして、wand は適格販売により収入を得ています。 GitHub: https://github.com/wand2016