
Next.js 16 で lucide-static の SVG 参照が壊れた話(Turbopack 対応)
2026-01-31Next.js 16 で Turbopack が原因の SVG 参照エラーに遭遇。CSS の url() 関数を使う際の注意点。
こんにちは、 wand です!
このたび、当ブログのフロントエンドを Next.js 15 から Next.js 16 にバージョンアップしました。
大きな破壊的変更は少ない印象だったのですが、実際に移行してみると ビルド時に思わぬエラーに遭遇しました。
結論から言うと、Turbopack がデフォルトになったことによる、CSS 内 SVG 参照パスの解決方法の違いが原因でした。
同じように lucide-static を使っている人がハマりそうなのですが、2026/1/31 執筆時点では日本語・英語ともに情報が見当たらなかったため、備忘録も兼ねてまとめます。
Next.js 16 で何が変わったのか
Next.js 16 の大きな変更点のひとつが、バンドラがデフォルトで Turbopack になったことです。
- Next.js 15.3
- デフォルト: Webpack
--turbopackフラグを付けることで Turbopack を利用可能 (アルファ版機能)
- Next.js 16
- デフォルト: Turbopack
--webpackフラグを付けることで Webpack を利用可能
つまり、バンドラを明示していなかった場合、Webpack から Turbopack に切り替わったということになります。
前提:lucide-static の SVG を CSS の url() で参照している
このブログでは、
これは info です。
のような表示を行う際、アイコン画像として lucide-static の SVG を CSS の url() 経由で参照しています。
mask-image: url(~lucide-static/icons/info.svg);この書き方は、Lucide の公式ドキュメントにも記載されている Webpack ビルド前提の方法です。
Webpack ビルドでは、node_modules 配下のパッケージを CSS から参照する際、
パスの先頭に ~ を付けることでモジュールとして解決されます。
逆に、~ を付けない場合は相対パスとして解釈され、次のようなビルドエラーになります。
mask-image: url(lucide-static/icons/info.svg);Error: Cannot find module './lucide-static/icons/info.svg'Turbopack での挙動
ところが、Turbopack ではこの書き方がそのまま通用しません。
❌ Turbopack で ~ 付きパス
mask-image: url(~lucide-static/icons/info.svg);この場合、次のエラーが発生しました。
Module not found: Can't resolve '~lucide-static/icons/info.svg'✅ Turbopack では ~ を外す
Turbopack 環境では、~ を付けずにそのまま指定すると解決します。
mask-image: url(lucide-static/icons/info.svg);Webpack とは真逆の挙動となりました。
補足:url imports は実験的機能
今回扱っている、CSS の url() 経由でモジュールを解決する url imports は、2026/1/31 執筆時点では実験的な機能とされています。
公式ドキュメントでも次のように注意書きされており、今後挙動が変更される可能性があります。
This feature is currently experimental and subject to change, it's not recommended for production.
まとめ
Webpack と Turbopack での挙動の違いを表にまとめると、次のようになります。
バンドラ | CSS 内での SVG 参照方法 | 備考 |
|---|---|---|
Webpack |
|
|
Turbopack |
|
|
Next.js 15 → 16 への移行で、
- CSS 内で SVG やその他画像を参照している
node_modules配下のアセットを使っている- 突然「Module not found」が出始めた
という場合は、パス先頭の ~ を一度疑ってみてください。
同じところでハマる人の助けになれば幸いです。

wand
「wand」は魔法の杖を意味します。魔法のようにさまざまなものを自分の手で生み出せるようになりたい、そんな思いを込めました。 ハンドメイド、家庭菜園、DIY、プログラミング等、「つくる」をテーマに色々なことをしていきたいと思っています。 Amazonのアソシエイトとして、wand は適格販売により収入を得ています。 GitHub: https://github.com/wand2016