こんにちは、wandです!
この記事では、料理で使ったネギの切れ端から新しいネギを育てる「再生栽培」の様子をお届けします。
家庭菜園初心者でも簡単に始められると噂のこの方法、成功するか失敗するかも含めてリアルタイムで記録していきますので、一緒に挑戦してみませんか?
Day 1 (2025/1/27) -- 育苗ポットに植える

ふと思い立ち、料理で余ったネギの切れ端を使って再生栽培をスタート!根元が2~3cmほど残るように切り、早速植えてみました。

育苗ポットに培養土を入れ、ネギの切れ端を植えます。
手持ちに Alleanza 社の「花と野菜の高級培養土」があったので、これを使用しました。
皿にポットを置き、底から水が染み出すくらいたっぷり水を与えました。
Day 2 (2025/1/28) -- ベランダに移動

ネギは日当たりを好むため、育苗ポットをベランダに移動しました。朝から夕方までしっかり日光を浴びられる場所を選びました。
これで光合成が活発になり、成長が期待できそうです。
同じベランダには、以前から育てているハーブや小口ネギが並んでいます。これら先輩たちを見習いながら、ネギも元気に育ってほしいです!
Day 6 (2025/2/1) -- 施肥
少し間が空きましたが、週末恒例の施肥と害虫対策を行いました。ベランダで育てている他の野菜と一緒に、ネギにも栄養を補給します。
今回使用したのは、ハイポネックスジャパンの 「微粉ハイポネックス」(肥料)と、住友化学園芸の 「STゼンターリ顆粒水和剤」(殺虫剤)です。
STゼンターリ顆粒水和剤は実体験からおすすめ!
昨年の夏、ベランダでサニーレタスを育てていたところ、青虫の被害で瀕死状態に。しかし、このSTゼンターリを使ったところ、青虫がいなくなり、レタスが復活しました。
屋外で野菜を育てるなら、ぜひ常備しておきたいアイテムです!

肥料と殺虫剤をバケツの水に溶かし、たっぷり与えました。

横から見ると、中心側が少し伸びてきています。
寒さの影響で成長はゆっくりですが、確実に育っているようです!
Day 8 (2025/2/3) -- 水耕栽培を並行して開始
また料理でネギの切れ端が出たので、新たに水耕栽培もチャレンジしてみます。

さしずめ弟分といったところでしょうか。
水耕栽培は室内で育てることにしました。昼間の室温はおよそ22度ほど。果たして成長の違いはどうなるでしょうか?
Day 14 (2025/2/9) -- 施肥(2回目)
週末恒例の施肥を行いました。


屋外で育てている「兄」ネギは…先週からほぼ変化なし。
2月の寒さが厳しいせいか、成長が止まっているように見えます。
そこで、室内に移動して「弟」と一緒に育てることにしました!

驚いたことに、後から始めた水耕栽培の弟のほうが成長が早いですね。
どうやら日光よりも温度のほうが成長に大きく影響するようです。
Day 20 (2025/2/15) -- 施肥(3回目)
3週目の施肥を行いました。

水耕栽培の弟は、わずか1週間で一気に成長!
根本を見ると、力強い根っこが1本しっかり伸びてきています。
一方、土耕栽培の兄にもついに動きが…!
頭がぴょこっと出てきました。可愛いですね!
Day 36 (2025/3/3) -- 施肥(5回目)

(4週目は撮り逃しましたが、その分ぐんと成長しています!笑)
兄も弟も、一気に大きくなりました!
特に弟(水耕栽培)は、支えがないと倒れてしまうほどの成長ぶり。ペットボトルの上部をカットして、かぶせるように支えています。
弟(水耕栽培)は、毎日水を交換しながら、古くなった外側の葉をこまめに処分しています。
一方で兄(土耕栽培)は、そうはいかず…。外側の葉がすっかり乾燥して、まるで玉ねぎの皮のようになってきました。
ネギは英語で “green onion”。確かに、兄の様子を見ていると妙に納得してしまいます。
Day41 (2025/3/8) -- 施肥(6回目)
水耕栽培の支えが早くも窮屈になってきたので、ペットボトルに移動しました。

暖かくなってきたためか、前回から1週間も経っていないのにぐんぐん伸びています。
特に土耕栽培の兄の追い上げがすごい!

長さを測ってみました。
- 兄(土耕栽培): 9.5cm
- 弟(水耕栽培) 12cm
ここから兄の逆転なるか…!?

根元をよく見ると、新芽が生えてきていました!
土耕栽培の兄はまだ出始めといった感じですが、水耕栽培の弟のほうはしっかりとした芽が出ています。
こちらの成長も、今後の楽しみになりそうです!
次のステップ
今後は、温度と日照の条件を揃えつつ、土耕栽培と水耕栽培の違いを比較しながら 続けていきます。兄はここから巻き返せるのか…?
再生栽培では、日々の観察がとても大切です。葉の色や水分量をチェックしながら、必要に応じて追肥や水やりを調整していきます。
次回の更新では、さらに成長したネギの姿をお届けできると嬉しいです。どうぞお楽しみに!